Connections テクノアルファ Webマガジン

Jan. 2014 Vol.6

Section05 コラム

氷と火の国アイスランドの旅

氷と火の国アイスランドの旅

オーロラを見るためにはどこがいいか?ということから、今回の旅は少しでもチャンスが多そうなアイスランドを選びました。 私たち夫婦と娘、孫たちの総勢5名で旅行会社のツアーに参加しました。 12月27日から1月6日までの11日間の旅は、医者夫婦、国の産業審議委員、二組の母娘、老未亡人、ちょっと不思議な感じの夫婦、そして一人参加の中年男性を含む17名での旅でした。 アイスランドに行く前から、自分の中ではホテルの窓からでもオーロラが毎日のようにみられるという漠然とした期待感がありました。


アイスランド

JALのビジネスクラスでのフライトとなりましたが、今回の飛行機の機体は少し古いタイプでした。 座席も2、3、2列で、コンバートメントタイプではないのが残念でしたが、座席が水平になり眠れ、楽でした。 アイスランドへは直行便がないのでフランクフルト経由で首都レイキャビクに着いたのは午後4時過ぎでしたが、すでに空は真っ暗でした。 ここはノルウエー、グリーンランドと緯度がほぼ同じで、冬季は日の出が午前11時半頃、日の入りが午後3時45分頃なので、一日のうち三分の二が暗く、夏の白夜とは正反対です。 アイスランドは、面積が日本の三分の一ぐらいで、人口は約35万人。 ほとんどの人は島の南部に住んでいて、首都レイキャビク近郊に約20万人が生活しています。 レイキャビクは、東西冷戦時代にアメリカのレーガン大統領と旧ソ連のゴルバチョフ大統領が会談した場所として有名ですが、この地がちょうどアメリカとソ連の中間地点に相当することで選ばれ、この会談を契機にソ連崩壊が始まったといわれています。


0度以下の猛烈な寒さ

私たちが訪れた時期は、クリスマス後でしたが、こちらでは1月6日までイルミネーションを会社や家庭に飾る習慣があります。どの家庭も窓にいっぱいのイルミネーションを飾りつけていました。

空が暗くなるのは4時過ぎからですが、6時過ぎには少し町から外れると真っ暗闇になります。 時には夜空にオーロラが出現することもあり、肉眼では見られませんが、カメラのレンズを通すと青く映ります。 私は当初、暗闇で空を見上れば青い、または赤いオーロラのカーテンが空から降ってくるように見えるものと思っていましたが、実際は違いました。 夜10時から12時にかけて、周りに明かりがない場所まで出かけ、360度見わたしながら、オーロラの出現を今か今かと待ちます。 カメラのシャッターチャンスを待ちます。気温は0度以下で猛烈に寒いですが、空気が澄んでいるため星空がすごくきれいでした。 決して東京では見られない夜空です。特に、北斗七星ははっきり見え、一度オーロラと同時にカメラに写りこんだことがあります。


オーロラ鑑賞

アイスランドの土地は雪と氷に覆われた火山台地でどこを見ても荒涼とした平原が広がっています。 また、この時期は風も強く毎秒20mから30mの台風並みの強い風が吹いていましたので、体感温度は氷点下10度くらいでした。 火山の国だけあって、いたるところで噴煙が出て、多くの滝を見ることができました。 また人口35万人に対して、乗馬用の馬が7万頭ぐらいいますが、このような寒い中でも放牧されていました。 寒いせいで毛はふさふさしていたのが印象的でした。
この国は島国ですから、特に水産資源が豊富で、“たら”は世界一の収穫量をほこり、日本にも輸出されています。


オーロラ鑑賞記

火山を利用した地熱発電にも力を入れており、地熱利用の温水は各家庭まで引かれて利用されています。 電気は水力発電が75%、後は地熱発電となり、エネルギーは豊富です。 当地には有名なブルーラグーンという露天温泉があり、美肌作りに最適な養分がいっぱいふくまれていて、泥パックも体験できます。外気は氷点下ですが、温泉の温度は38度くらいでした。
今回の旅行の現地の日本人ガイドは、若い頃こちらに放浪の旅で来てそのまま住み着き、現地の女性と結婚して約40年間生活しただけあり、豊富な知識があり勉強になりました。

帰国の日にはおまけがついていました。 経由地フランクフルトでバスがエンジントラブルで出発できず、添乗員が「先に来た方に」ということで、代替のバスとタクシーを両方頼んで、約45分遅れで何とか空港にたどり着くことができ、予定の飛行機に乗れました。 今回利用した旅行会社では、往復とも自宅と空港間で荷物を宅配業者が運んでくれたので非常に楽でした。

松村勝正 記

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