Section03 展示会レポート

バッテリー展を振り返って

バッテリー展

当社取扱のワイヤーボンダー装置のメーカーK&S社の意向もあり、2016年3月に開かれた二次電池展(バッテリージャパン)にワイヤーボンダー装置と、新しくマーケティングで取り組んでいるフランスのNAWA社のカーボンナノチューブバッテリー(CNTバッテリー)を展示しました。 展示会は東京ビックサイトで三日間の開催でしたが、予想もしていないほど大勢の来訪者にビックリ。 多くは、中国、韓国勢などの東アジア系でしたが、世界でいかにバッテリービジネスが次の大きな成長産業として注目されているかが垣間見えた気がします。


CNTバッテリー
CNTバッテリー

ワイヤーボンダー装置は、バッテリーのアプリケーションで検討され、モックアップで実際の動作をデモンストレーションしました。 CNTは、IT革命の様にエレクトロニクスの技術が一変する可能性を秘めた次世代の素材で、導電性、熱伝導性等、ずば抜けて優れており大変期待されています。 その中の一つのアプリケーションとしてのCNTバッテリーの一番の特徴は、数十秒でフル充電が可能といわれ、寿命も長く自動車であれば交換する必要が無いかもしれないことです。 インフラが整えばガソリンも使わないで済む、新しい時代の到来が脳裏に浮かんできました。

この展示会では客先の反応、質問等から得られる情報を次の展開に生かすことが目的であったので、知識の浅い我々にとっては、大変意義のある、収穫が多い出展であったといえます。 メーカーの今後の開発展開が期待されます。

以上


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