V-SEP振動膜ろ過装置 土壌汚染浄化水処理

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土壌汚染浄化水の処理

V-SEP振動膜ろ過濃縮分離装置による革新的なソリューション

立て地を設計して維持することに関して、最も重要な問題の1つは、浸出水の管理および処理です。 浸出物は、熔解性物質、またはSSの多くが異なる有機的な無機化合物から成ります。この化合物は、土壌と水に潜在的公害問題を引き起こします。
浸出水の成分には多くの要因が影響しています。その中でも重要な要因の1つは、土壌の気候です。 例えば、より高い降水量がある地域では、より多くの浸出水が発生するでしょう。 また、別の要因として、土壌の中で水分バランスに影響を及ぼすのが、その地形です。

  • RO膜は、脱塩、脱色、脱香に使用されます。
  • NF膜は、脱塩、濃縮に使用されます。
  • UF膜は、飲料清澄化、たんぱく質濃縮、コロイダルシリカ濃縮に使用されます。
  • MF膜は、粗ミネラル、粗塗料粒子の濃縮に使用されます。

V-SEPと土壌汚染浄化水の処理

現在の汚染浄化水処理の選択肢は、リサイクル、再注入、現地処理、上水処理施設への放出、高度処理などがあります。 しかし、土壌に関するより厳しい法律規制と水質汚染のため、土壌は新しい処理・代替ソリューションを見つける必要性に迫られています。
そこで、1つのアプローチとして非常に高い効果を発揮すると考えられるものが、V-SEP振動膜ろ過濃縮分離装置です。 このV-SEPが有する高度な膜技術により、従来の膜ではファウリングしてしまうような土壌汚染水でも処理が可能になります。

V-SEPと土壌汚染浄化水の処理

この新しいタイプのろ過装置は、SSはもちろんのこと、溶かされた有機物や無機物を除去します。 その結果、とてもクリアな水と濃縮スラッジに分離されます。

ケーススタディ

V-SEPによるニッケル除去

様々な土壌浄化水が、V-SEP L/Pを使用してテストされました。土壌の地域によって、浄化水に含まれる化学物質は異なっていました。 最も大規模なテストは、米国西部の土壌浄化水の処理で、そこでは主にニッケル化合物の除去が行われました。

膜の選択とV-SEPテスト

最初のテスト目的は、ラボ用V-SEP L/Pを使用して、最適な膜を見つけ出すことです。 その結果、50%の塩化ナトリウム除去仕様のNF膜が選択されました。膜選択の後に、VSEP L/Pは長期間に渡り実際の敷地条件の下で使用されました。
※テスト膜の面積:約16SF(1.5m2)

V-SEPによるニッケル除去

LテストとPテストの両方で、V-SEPは最適な浄化水処理装置として選定されました。
V-SEP装置1ユニットでニッケル除去率を85~90%にするために、113.6l/分(30gpm)をろ過しました。その結果、透過水は有害物質が規定値以下に下がり、河川に放流することができるようになりました。また、濃縮液/スラッジは、化学薬品処理やエバによって体積が減らされた状態で現場に保存できるようになりました。
なお、ここでの最終目的は、環境規制値をクリアして自然循環させることにあります。

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