質量分析装置用イメージング質量分析イオンソース

Spectroglyph社製 MALDI/ESI Injector

質量分析装置用イメージング質量分析イオンソース

Spectroglyph社製MALDI/ESIインジェクターはサーモフィッシャーサイエンティフィック社製質量分析計に取り付けることにより、従来の分析に加え、イメージング質量分析を行うことのできる画期的なイオンソースです。

イメージング質量分析とは

イメージング質量分析とは薄切された組織切片のような平面状の試料の表面上から直接タンパク質などの生体分子をイオン化させ、質量分析計で測定する手法である。
検出された 任意のイオンのシグナル強度について二次元画像化を行うことにより、試料表面における物質の分布を可視化することができるため、薬物投与後の個体から採取、調製した組織切片を試料として、質量分析により薬物のイオンを測定すれば薬物分布を可視化できることから、新たな組織分布試験法として医薬品開発への応用が期待されている。
また特徴として、一度の測定で一枚の切片から抗体や染色剤を必要とせず、複数の標的物質群の局在を解析できることが挙げられる。

イメージング質量分析
物質の分布を可視化

Spectroglyph社製MALDI/ESI Injectorの特長

換装なしでESIとMALDIが使用可能

Spectroglyph社製ESI/MALDI InjectorではMALDIソースと直交するようにESIのイオンソースが接続されており、装置内のパラメーターの変更のみでESI/MALDIの変更が可能です。

換装なしでESIとMALDIが使用可能
ユニークな内部構造
MALDI/ESI インジェクター内部構造
MALDI/ESI インジェクター内部構造
  1. トランスレーションステージ
  2. スライドガラスマウント
  3. High pressure イオンファンネル
  4. インレットキャピラリーハウジング
  5. スライドバルブ
  6. イオンファンネルトラップ
  7. ビームエキスパンダー
  8. CCDカメラ
Injector内にデュアルイオンファンネルが内蔵されており、このことにより中性物質がMS内部に取り込まれることを防ぎ、結果サンプルのS/N比が向上します。またチャンバー内を減圧することにより(6-7torr)、サンプルのイオン化効率も上昇します。
デュアルイオンファンネルが内蔵

仕様

本体
質量 約100kg
寸法 685x1200x800(設置環境により変わります)
電圧 100V,10A
レーザー波長 355nm
制御用PC
OS windows10
モニター 15.6インチ 1366x768
電圧 100V,2.5A
ハードウェア AMD A8-7410 Wuad-Core Processor,2.2GHz,
4GB DDR3,500GB HDD
ソフトウェア MALDI Injector (制御用ソフト)
Image Insight(解析用ソフト)
ポンプ
呼び排気速度 30m3/h
質量 43kg
寸法 567x188x275.5
電圧 三相200V,6.9A

オプション

革新的なMALDI-2レーザーソース

革新的なMALDI-2レーザーソース

Spectroglyph社製MALDI/ESI injectorではMALDI-2レーザーソースをオプションで取り付けることが可能です。
MALDI-2とはMALDIレーザー照射後にサンプル上部に舞い上がったイオン化しきらない物質(plume)に異なる波長のレーザーを照射することによって再イオン化(post-ionization)する手法です。これにより従来イオン化しなかった物質をイオン化、もしくはイオン化したサンプルの高感度化が可能となります。

お問い合わせ

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