装置開発の技術集団・チームSKG

ボンディング外観測定検査装置

HC-AZ

ウェッジボンド・またはボールボンドの潰れ幅を検査する外観測定検査装置。

これまで作業者が顕微鏡で行っていた検査を画像処理に移行することにより、工数の削減と信頼性の高い品質検査を実現します。
オプションで3D検査も対応可能。

特長

ユーザーフレンドリーなインターフェース

マップ機能の搭載により自動測定中等もカメラ位置が容易に把握できます。
また、モニタに表示されるマップ上にカーソルを移動してのカメラ位置移動も可能です。

オートズーム機能搭載

オートズーム機能搭載により、レンズ交換無しで最大116倍までの細微な域まで正確な観察や測定が可能です。

  • 2×レンズ使用時 1.94~23.3倍
  • 5×レンズ使用時 4.80~58.30倍
  • 10×レンズ使用時 9.70~116.60倍

マルチ照明機能によりワークを詳細に観察

同軸照明と可動式リング照明の搭載によりワークを鮮明に映し出す事が可能です。

測定時間の短縮と安定した測定

  • 製品チェックに費やす時間を大幅に短縮。
  • 同じ条件にて測定を行う為測定誤差が非常に少なくなり、安定した測定結果が得られます。

主な機能

潰れ幅オート測定機能

プログラムされた測定ポイントに自動で移動し、自動画像処理にて潰れ幅を測定。
自動測定にて全ての測定を完了させる事、測定チェックを兼ねて作業者が測定結果を1つ1つ確認または全ての自動測定完了後に再度確認・修正する事も可能です。

HC-AZ 潰れ幅オート測定機能動画

ループ高さセミオート測定機能

Z軸にリニアスケールを搭載。
プログラムされたループトップ位置に自動で移動し、トラックボールにてフォーカスを手動にて微調整して正確なループ高さを測定。
測定顕微鏡を使用するよりも大幅な作業時間の短縮が可能です。

HC-AZ 潰れ幅オート測定機能動画

統計・写真記録機能

測定結果・測定画像を日付ごとに記録する事が可能。
不具合発生時の原因分析に効果を発揮します。

データ出力機能

測定結果をCSVにて出力。
データのまとめに役立ちます。

その他の測定項目にも対応

傷検査、チップ搭載位置測定・検査、異物検査。
また、自社開発の強みを生かしお客様のオリジナルの測定・検査にも対応可能です。

共通仕様

装置本体
装置寸法 624(W) x 654(D) x 757(H)
電源 100V
消費電力 900VA
重量 70kg
稼働範囲 300mm(X) x 300(Y)
動作精度 X軸=10μm Y軸=10μm
ワーク固定方式 ネジ留め・ワーク専用治具製作
光学系
カメラ
  • 1/8”正画素型UXGAプログレッシブCCD
  • 総画素数:1688(H) × 1248(V)
  • セルサイズ:4.40(H) × 4.40(V)
レンズ倍率
  • 2× 1.94~23.3倍
  • 5× 4.80~58.30倍
  • 10× 9.70~116.60倍
制御関係
PC DELL OptiPlex9010
USB USB2.0×3
OS Windows7
プログラム方式 オリジナルGUI搭載