サニタリー対応 吐出装置
導入フロー/FAQ/他

テクノアルファ

システム導入における基本ステップ

従来のプロジェクトマネージメントやシステム開発とはステップは若干異なります。
同装置独自の進め方としてご理解ください。

1.ニーズヒアリング

貴社の課題や要望をヒアリングさせていただきます。
目的:課題抽出、ゴールを見据えてたポイント、マイルストーン整理

汎用製品ではないため、詳細なヒアリングを実施させていただきます。
主な確認項目は、用途スケジュール感要望仕様設置場所/環境などです。

2.本装置の基本仕様の説明

本装置の基本仕様を説明し、どのようなことができるのかのイメージを持っていただきます。
目的:本装置への理解度向上、ユーザ様の要求事項と本装置の仕様におけるギャップ整理

要件定義の前段階です。デモンストレーションを実施することも可能です。

3.要件定義

ニーズヒアリングや基本仕様の説明を実施し、今回の装置の要求事項を要件定義へ落とし込みを行います。
テスト時の課題/確認事項も抽出します。
目的:装置アウトラインとしてハード・ソフトの選定/仕様化、検証ポイントの抽出

特段、要求定義書を作成せずに進めていきます。

4.テスト

1)実サンプル生産
ディスペンサ部のみを用いて、吐出効果の有効性を確認いたします。
ユーザ様のチェック項目(風味や匂いなど)に基づいて評価していただきます。
目的:製品の効果検証

2)製品のプレ生産/テスト製造
現デモ機もしくはプロトタイプ機器を用いた装置の稼働・総合テストを実施します。
実際の設置場所及びフローに基づいて実施していただきます。
目的:システム、装置全体の総合テスト、各装置との連動性、不具合や改善ポイントの抽出

不具合や改善ポイントの大小により、同テストは複数回実施することを推奨します。

5.装置設置、トレーニング、運営

テストにおける検証終了後、仕様を明確化し本装置の製作に移行いたします。
装置製作後、装置導入における設置を立上げ、運営をサポートいたします。
目的:装置の納入、設置、トレーニング、検収作業

検収項目はユーザ様と話し合いの上、調整いたします。装置の保証期間は通常1年です。

FAQ

1. ディスペンサ関連

可能です。
ただし、固体の硬さなどによりノズルが損傷する場合もあるため、吐出確認は必須です。

吐出液の性質によります。 ただ、粘性を抑えるために温度管理をしたりすることでばらつきをある程度抑えることが可能です。

可能です。
最適なディスペンサを提案し、噴射、および噴霧を実現します。

クリームは吐出可能です。ただし、泡の吐出は要検討が必要です。泡の吐出は常時加圧により、泡が失われてしまうことが予想されるためです。

目安として、1~300,000mPa.sです。

可能です。
先端のノズル径を変更することにより、線の太さを変えることができます。また、食品用ノズルはメインで2種類ございます。
最小径(内径):0.12㎜ 最大(内径):2.30㎜

両パターン可能です。
多軸ロボットや卓上型ロボットなどにディスペンサを搭載することでディスペンサ側を動かすことができます。逆にディスペンサを固定する際には、対象物を動かす必要があります。ニーズに合わせて選択いただけます。

可能です。
3Dフードプリンタとしてチョコレートなどを積層することも可能です。

可能です。
ディスペンサを複数台設置し、同時に吐出する制御で対応可能です。

はい、あります。温度をソフトウエア上で表示できるため、目視にて確認することも可能です。

2. 装置全体

可能です。
まずは、ディスペンサでの吐出デモンストレーションを通して、効果の見極めを実施していただくことを推奨します。

エラー信号を連動する装置側に出すことも可能です。
どんなエラーの際にラインを停める!継続する!などをフレキシブルに決めることができます。更に遠隔監視にも対応します。

食品グレードでご提案可能です。

別途契約が必要ですが、24時間電話サポートの検討は可能です。
また、事前にバックアップ機器などを提案させていただきます。特段、24時間サポート契約がなく、トラブル時にライン停止時間を最少に抑えたプランをご提示いたします。

別途お問合せに対応させていただきます。
汎用製品としては展開していないため、ニーズをヒアリングし概算価格の提示することは可能です。

3. オプション

可能です。
吐出装置はお客様のニーズをヒアリングして、システム化しております。そのため、生産ラインですでに導入されている他装置を含めた一元管理などのニーズにおいても対応することが可能です。また、昨今のDX、AIの導入に関してご要望があれば、システムとして提案可能です。

デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)の省略です。
2018年に経済産業省がDXを次のとおり定義しております。「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」。要約すると、「テクノロジーの活用による生活/業務の変化」といえます。

人工知能(Artificial Intelligence)の省略です。
一般社団法人 人工知能学会では、AIという言葉、および概念を提唱したJohn McCarthy教授の言葉を次のとおり翻訳して紹介しております。「知的な機械、特に知的なコンピュータプログラムを作る科学と技術」。

吐出装置と工場内のネットワークを接続することにより、各工程や装置の稼働状況を可視化することができます。1元管理することにより業務の効率化を図れるほか、作業手順の短縮や人件費の削減に繋がります。また、AIによる深層学習(ディープラーニング)で製造データが蓄積されれば、正常な状態と設備の異常を識別し、事故を未然に防ぎます。

対応可能です。
スマートフォンにアラート通知なども含め対応いたします。

はい。お客様のニーズをヒアリングさせて頂き、共に伴走するかたちでシステムを構築いたします。

一般的にDXの導入に関する課題としては、IT人材がいないことが挙げられます。しかし、テクノアルファが提案するDXのシステム開発には、優れたITスキルを所有したプロフェッショナルによりシステムの基盤から構築いたしますので問題ございません。

申し訳ございませんが、即答はできません。ニーズをヒアリングさせて頂き、概算価格含め提示させて頂きます。
まずは当社営業担当者へご相談ください。

ぜひ、ご相談ください。
まだ、具体化していない構想でも弊社としてできる部分や進め方も含め、お客様と共に最適なシステムの検討、構築することが可能です。

カタログ

テクノアルファ社製吐出装置のカタログを下記よりダウンロードいただけます。

吐出装置カタログ
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